三回忌、母親の納骨

ブログを比叡山坂本徒然草命名。ちょっと、カッコつけ過ぎかも。

一昨日は2年前に亡くなった母の三回忌法要。その機会に、これまで家に置いてあった遺骨を大谷本廟の祖壇に納骨。東京世田谷には我が家の家名を名乗った墓があって、50年以上昔に亡くなった父親の骨はそこと大谷本廟に分骨してあり、私もごくたまに東京に行く折には墓参りをする。しかし、この墓をめぐる親族関係が私には不明で、というか父親の親族関係自体が不明であり、確かなのは私がこの墓の主たる守り手でないということだけ。それに、母もその墓には入りたくないという意向を生前はっきりと示していたので、今回の祖壇入りとなった。新しく墓を京都か滋賀にでも建てることも考えないわけではなかったが、私たち夫婦には孫は女の子が一人いるきりなので、じきに無縁仏になることは明らか。葬られる側としても、参る人の途絶えた墓に取り残されるより、大勢と一緒に葬られ、無差別ではあれ大勢の人がお参りしてくれる所で眠るのは本望なのではないか。そんなことを考えた。私もそこへ入るつもり。