一乗谷朝倉氏遺跡

 桜を見に福井へ。目的地は一乗谷の朝倉氏遺跡。3年前の桜の季節に初めて訪れて、とてもいい所だと思った。いちおうは観光スポットではあるが、とてものんびりできる。昨年の10月には一乗谷朝倉氏遺跡博物館もオープンし、これも見る価値がありそう。3年前に行ったのは4月8日で桜はちょうど見頃。今年は日本各地どこも開花が早いので、それを考えて3月30日に出かけたのだが、少し早かった。一乗谷の桜は遅咲きみたいで、満開まではもう少し。それでもやはりいい所である。
 ついでだから永平寺も予定に加え、福井駅ー(バス28分)→永平寺ー(バス17分)→朝倉氏遺跡・復原町並=散歩30分=一乗谷朝倉氏遺跡博物館ー(JR17分)→福井駅という、ちょうど三角形をなぞる感じで一周して福井駅へ戻るコース。距離的にも時間的にもたいしたことはないのだが、バスもJRも本数が少なく、交通の便が良いとはいえない。

福井駅前にはおなじみの恐竜。元気に吠えていた。
1年後には北陸新幹線が金沢から敦賀まで開通。


福井駅前は再開発の真っ最中。


新幹線の駅は東口にできる。

永平寺の写真はパスして、以下に一乗谷の写真を。
まずは朝倉館跡唐門。
唐門から中へ入ると庭園跡。
満開まではあと数日という桜が多い。

復原町並・朝倉館跡と博物館(JR一乗谷駅)のあいだは2キロ少々離れていて、歩くと30分ほどかかる。でも、この区間を車で素通りするのはもったいない。是非歩きたいものである。


一乗谷朝倉氏遺跡博物館に到着。
城下町のジオラマ
博物館2階から見たJR一乗谷駅(右の小さい小屋)。
JR一乗谷駅から見た博物館。
一乗谷駅の時刻表。沿線に暮らす人たちの交通手段は?
3年前はこうだった。今やさらなる本数減!博物館来訪者の大半は自家用車利用のようである。駐車場には30台ほど止まっていた。それでもJRで博物館から帰る人たちが20人ほどいた。

下は3年前の映像。同じ時刻(15時46分の直前)だが誰もいなかった。博物館効果か。駅舎も少しきれいになっているし。

福井駅まで戻ると城跡のお堀端の桜は満開。

さて、来年、新幹線が通って福井はどう花が咲くか。