万葉集には秋をうたった歌がたくさんある。次の一首もそのひとつ。一年〔ひととせ〕にふたたび行かぬ秋山を情〔こころ〕に飽かず過〔すぐ〕しつるかも 万葉集2218*最初私はこの歌の意味を「一年に一度しか訪れることのない秋の紅葉した山を見ていると飽きる…
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