2021-01-01から1年間の記事一覧

雪の日の雪の詩鑑賞

この年末は近畿でも北のほうはよく雪が降っている。滋賀でも大津坂本あたりではうっすらと地面が白くなる程度だが彦根や米原では数十センチの積雪。年末の掃除は暖かい日を選んで少しずつやって今はすっかり終えているし、競馬の有馬記念もボートレースのグ…

なぜか山口

とくに意図はないのだが、今年は2回も山口県に出かけた。春には角島、秋吉台・秋芳洞、秋には湯田温泉から瑠璃光寺。昨年の1月には小倉競馬場に行った際に下関に泊まっているので、それも入れれば、この2年間に山口の土を3回踏んだことになる。ちなみに、私…

比叡の麓に秋が来た

紅葉が見頃を迎えたので、散歩にカメラを持って出かけました。 坂本界隈には石のお地蔵さんが集められているのをよく見かけます。 西教寺と日吉大社とは県道47号線が結んでいて、1kmほどですが、県道と並行している山側の道が散策にはぴったり。西教寺の総…

坂本城の石垣跡が姿を現す

琵琶湖の水位が低くなり、明智光秀が築いた坂本城の本丸石垣遺跡が姿を現した(前回は1994年)というので、撮影してきました。石垣という面影はありませんが、これが本丸石垣の南東の角だとか。場所は、坂本城址公園の中ではなく、その北側になります。(撮…

マキャヴェリ『君主論』を再読して

マキャヴェリ『君主論』はだいぶ昔に読んだことがあるが、あまり印象に残っていない。魅力的な思想とは思わなかったのであろう。先日行われた自民党の総裁選などを見ていると、マキャヴェリズムはいまだに生き続けていて、政治の世界ではなおも実践されてい…

都道府県魅力度ランキング?

ブランド総合研究所という民間シンクタンクの公表した「地域ブランド調査2021」というレポートがちょっとした話題になっている。あるいは、ちょっとした物議を醸していると言っていいかもしれない。このレポートのなかに「都道府県魅力度ランキング」という…

自民党総裁選が近づくが

菅首相が「コロナ対策に専念したいという思いの中で、総裁選には出馬をしない」「コロナ対策と選挙活動、莫大なエネルギーが必要なのでどちらかを選択すべき」という奇妙な理屈で自民党総裁選に出馬しないと表明したのが9月3日。それまで総裁選に意欲を見せ…

80代で逝った3人の方々

ついこのあいだ、8月中旬に80代のタレント3人が立て続けに亡くなった。ジェリー藤尾、笑福亭仁鶴、千葉真一。それぞれの本業は歌手、落語家、俳優。享年は81才,84才,82才。かつてテレビに慣れ親しんだ世代にとっては本当に懐かしい人たちである。それぞれ…

オリンピック閉会から1週間経ったが

オリンピックが終わって1週間が経った。最初の頃は私も卓球混合ダブルス伊藤水谷や柔道阿部兄妹の活躍には、やったね!という感慨も湧いたが、以降は、暇にまかせてテレビのスイッチを入れても退屈することが多く、10分ほどして切るといったことの繰り返し…

東京オリンピックが開催したが

今日は7月28日。東京オリンピック開会式から6日経過し、日本の金メダルが昨日までで10個となり現在国別のトップ。日本連日の金メダルラッシュという文字もメディア上では踊っていて、やっぱりオリンピックやってよかったのではないかといった雰囲気がないこ…

医学検査の精度って?

NHKオンデマンドで『ハードナッツ!』というドラマを見た。主人公難波くるみは数学専攻の大学生で、刑事の伴田とコンビを組み、難事件を数学的思考で解決するというコミック仕立ての作品で、なかなか楽しめる。そのなかで、サイドストーリーとして、伴田が健…

ステークホルダー and ファクト

東京オリンピック・パラリンピック組織委員会は競技会場における酒類提供のあり方について6月21日には検討中としていたのを、23日に急遽、中止にすると決定した。これは街なかの飲食店などでは一般に酒の提供自粛が厳しく要求されているなかで、オリン…

「五月雨の降りのこしてや光堂」

もう2ケ月近く前になるが、平泉に行ってきた。これまでは東京を超えて東北まで足を延ばすことはほとんどなかったのだが、今回はなんとなくちょっと遠出をしてみようかと考え、角館、会津若松と合わせての2泊3日東北物見遊山を計画。平泉は40数年ぶりで…

東京オリンピックが可能という理屈は可能か?

東京オリンピック・パラリンピックについてIOCや日本の組織関係者のトップの人たちは相変わらず開催の姿勢を崩さず、バッハIOC会長などは私たちの神経を逆なでするような発言を繰り返している。とりあえず現時点では、この人たちが事態を冷静に直視し、日本…

上御霊神社(ごりょうさん)

先日5月18日は京都、上御霊神社の祭礼であった。御霊と名の付く神社はたくさんあるだろうが、京都で御霊神社といえば上御霊と下御霊の二社で、御所から1キロほど北にあるのが上御霊、御所のすぐ南にあるのが下御霊である。なかでも一般的に「御霊神社」ある…

オリンピック中止とアスリートの心情

瀬古利彦さんが「スポーツ報知」の取材に応じ、今回のオリンピックに向けた選手の思いを、かつてのモスクワオリンピックに出られなかった自分の心情と重ね合わせて代弁している。「僕たちは皆、出たかった。それを政治の力、“オトナの都合”で、理不尽にね…。…

今こそオリンピック・パラリンピック中止の決定を

数日前、定期的に高血圧の薬を出してもらっているかかりつけの医院に行ったところ、待合室の様子がいつもと違って、人が多い。受付の人たちも忙しそうである。よく見ると、待っている人の手にはコロナワクチン接種券が握られている。あれ、もうワクチン接種…

新型コロナウイルスワクチン接種券が来た

私のところにも65歳以上を対象とする新型コロナウイルスワクチン接種券が京都市から郵送されてきた。ではすぐに接種できるのかといえば、それはまだで、未定。同封されていたチラシには「後日、京都市から順次、〈予約開始のお知らせ〉をお届けします。予…

お伊勢さんと伊勢うどん

伊勢に行ってきた。伊勢に行くといえば伊勢神宮にお参りすることとイコールであると考えるのが普通であって、「お伊勢さんに行く」という言い方をすれば、それは伊勢神宮参拝を意味する。今回、私も伊勢神宮にお参りすることはお参りした。しかし、第1の目…

コロナウイルス第4波?

和田アキ子がラジオ番組「ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回」で次のように発言したと報じられている。(「スポーツ報知」3月27日) 「番組で和田は、首都圏1都3県の緊急事態宣言の解除で感染者が再拡大していることを受け、東京都の小池…

日生と岡山と児島

海産物で冬の味覚といえばカニとカキ。カニは身をほじくり出すのが面倒で手も汚れるし、それになんといっても高価。口にすることはめったにない。その点、カキは安くて私の大好物。そのカキのシーズンもそろそろ終わりに近づいてきたので、食べ納めに日生ま…

長浜大通寺と木ノ本地蔵とビールとパン

近くのスーパーへ食材を買いに出かけるのと夕方の散歩以外に外出することはほとんどない。コロナ自粛下でとくに外出を控えているわけではなく、定年退職後のもっぱら家の中で過ごす生活をそのまま続けているだけである。それでも、春めいてくると少し遠出を…

NHK「ニュースウオッチ9」問題

菅首相の長男が勤める放送関連会社「東北新社」から高額な接待を受けて批判を浴びていた山田真貴子内閣広報官が辞職することになった。山田氏は体調不良で診察を受け、2週間程度の入院加療を要するとの診断により入院。参考人として呼ばれていた3月1日の衆…

1964年東京オリンピック追想

前回の東京オリンピックは1964年10月10日から2週間にわたって開かれた。私にとっては他のどのオリンピックよりも印象深い。というより、別格のオリンピック、たんなるスポーツの祭典にとどまらない出来事であったと言うべきものかもしれない。先日、その時に…

森会長辞任だが

東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長がようやく辞任することになった。なんでもっと早く辞めなかったのか、辞められなかったのか、辞めさせられなかったのか。辞めることは決まった今でも新しい会長を誰にするかをはじめとして問題は山…

女性蔑視の言葉

東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長が女性蔑視発言をしたと報じられている。日本オリンピック委員会(JOC)の臨時評議員会での発言。要点は「日刊スポーツ」によると以下のよう。「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」…

国会議員の離党と議員辞職

コロナ緊急事態宣言下で深夜まで銀座のクラブを訪れていた問題で自民党の松本、田野瀬、大塚の3議員が自民党を離党することになったいきさつが報道されている。「産経新聞」によれば、「これまで〈1人で行った〉と説明していた松本氏は後輩を守るために嘘…

プロ野球の記憶

最近はスポーツにおおむね興味がなくなって、とくにプロ野球に関しては完全に無関心状態。テレビ中継を見ることも絶えて久しいし、どのチームにどんな選手がいて誰が監督といったことについても全く無知である。しかし振り返ってみれば、子供の頃はそれなり…

音楽ドキュメンタリー映画3本

2カ月近く前、Fire TV Stickを購入。映画はパソコン画面でも見られるが、私は大きなテレビ画面で見るほうがしっくりいく。なによりも定額かつ低額で見放題というのがいい。未見で、かつ興味を引く映画は山ほどあるし、テレビのドキュメンタリーにも見ておき…

菅首相がストレスだとか

前に首相がメディア関係者と頻繁に会食するのは大問題ではないかと書いた。問題であるというのはメディアにとって自殺行為ではないかという意味である。それで、どの新聞や放送局が首相との食事に同席することが多いのか今年はちょっと見てみようというわけ…